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2006年01月20日

ジェニーはティーン☆ロボット 第21話Bパート感想(ネタバレ)

第21話B「キルゴア誕生の巻」

オモチャのロボットキルゴアは、自分が極悪ロボットだと思いこみ、クラスターに認められるためにジェニーを執拗につけ狙う。


「オレサマの名前はキルゴア! 残虐で極悪!」

迫力の登場ですが、実際の大きさはこのくらい。

子供うけがいいらしく、大人気です。
「ヤメロ、極悪って書いてあるだろ!」

みんなで奪い合っているうちのどさくさに紛れて脱出。

たどり着いた先は、新人募集の張り紙のあるクラスターの出張所。
ってそんな物があるのかよ!

やる気だけは盛んなロボットの登場に、失笑を禁じ得ないクラスターの係員。

門前払いされそうなところで、

「コイツを捕まえたら?」
XJ-9の指名手配ポスター。写真のジェニー、なんかアホっぽく写ってます。
「そしたらリーダーにしてやるよ」


さっそくテスト中のジェニーを襲撃。パワーはない物の、持ち前のしつこさで果敢にアタック。

テストを邪魔され迷惑この上ないジェニーですが、周りのウケは上々。チヤホヤされてます。やりづらいジェニー。
それからというもの、

朝から

授業中、

休み時間、

また授業中、

休み時間……

授業中…………

やられても、

やられても、めげずに挑みます。

ゼンマイが切れたら巻いてもらって、また攻撃!


すっかりノイローゼ状態のジェニー。
ついにキレて、抹殺……

しかけるも、かわいさにメロメロの周囲から非難囂々。

うう……

うわあん! 博士もかける言葉が見つかりません。

襲撃は深夜にも及び……

そういえば深夜なら誰も見ていない! ジェニーさん、ダークサイド発動。

……と思ったけど、あまりに無力な姿に攻撃を躊躇。
「どうしたいの?」
「おまえを捕まえて、バカにしたクラスターの奴らを見返すんだ!」

何やらいい考えが浮かんだ様子のジェニー。
「明日の放課後捕まってあげるわ」

そして放課後。

電磁手錠で拘束されたジェニーさん。キルゴアも得意気。
そこにクラスターが迎えに来ます。

こんなの。
替え玉作戦は上手く行くと思われたが……


キルゴアが呼んだ本物が到着。作戦失敗。

しかし約束を守る気など毛頭ないクラスターは、キルゴアからジェニーを強奪。

あえなくゼンマイを抜かれてしまうキルゴア。

絶体絶命のピンチ!

そこにキルゴアファンクラブの面々登場。手にはマイゼンマイ巻きが。

パワーを回復したキルゴアはジェニーの拘束を解除、共闘してクラスターを

撃退!

お~た~す~け~


そして二人は仲良しになりましたとさ。めでたしめでたし。
「カ~ワイイ~」
「かわいくない! ボクはキルゴア、ゴクアクなんだぞ!」


------
周囲ではあまり評判の良くないエピソード。キルゴアのうっとおしさがカンに障るともっぱらの評判です。まあ確かに。

Aパートに引き続き敵ロボットにジェニーが苦しめられる話ですが、あとの方の話が他愛もないエピソードというのもちょっと拍子抜けですかね。特に日本はシーズン2がこの話で一時中断ですし。

クラスターの出張所ネタはちょっと良かったかな。

投稿者 だいすけ : 2006年01月20日 00:08 洋アニメ・漫画 /MLaaTR

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コメント

最大最強ロボと最小最弱ロボ、AパートとBパートで全く正反対の敵が襲ってくるのは面白い対比だったと思います。Jojoのラバーズみたい。
キルゴアの甲高い声は確かに気になりますが、テンポのいい追っ払い方は個人的にツボでした。

投稿者 LeeX : 2006年01月20日 01:37

私はわりかし好きですよ。
これは英語で聞くと、キルゴアがバブルスなので楽しいのです

投稿者 スカポン太 : 2006年01月20日 01:45

>Leexさん
確かに最弱がもっとも! 恐ろしいッ! と言うお話でしたね~。
最初の視聴時はそれほど気にならなかったんですが、レビュー用に繰り返し見てるとちょっとつらかった……(笑)。

>スカポン太さん
あ、副音声は聞いてなかったです。
そっち聞いたら印象も変わるかしらん。今度やってみます。

投稿者 だいすけ : 2006年01月21日 02:43

どうも。
わたし、実は第2シーズンのなかではこのkillgoreのエピソードが気に入っているもののひとつです。(ただし後半、特に結びの部分をのぞいてですが)なぜかというと、armagedroidは(これまでのほかの敵も)jennyと同じ「戦う」敵ですが、killgoreはjennyが(今のところ)なりたくてもなれない「人気者」だからです。ただしつこいだけならしょうもないキャラですが、まったくの無能なのに回りの人間の力で延々とjennyに挑戦し続け、しかもjennyは面と向かって戦えない。前にもMLaaTRのテーマにはfreakなheroの孤独があるのではと書きましたが、「人気者」killgoreの挑戦はjennyの敵は人間(の感性や偏見の力)だ、という皮肉があるような気がしてなりません。(単純に面白いから、というアイディアだったのかもしれませんが)それだけに結びの部分でjennyもkillgoreかわいい~になってしまったのがちょっと惜しい。もうすこしMLaaTRらしい終わり方があったような気もしますが、エピソード全体の構成からみてしょうがないかなとも思います。個人的にはjennyがkillgoreにちょっと嫉妬して終わったらなおよかったのにと思います。
それにしても日本語版のkillgoreはそんなにウザいキャラなんでしょうか?原語版では気になるほどではなかったんですけれど。

投稿者 ushi : 2006年06月15日 00:18

そうですね~。たしかにそういう面から見ると、なかなか深いテーマが見えてくる感じですね。

で、声の件ですが、オリジナルと吹き替えではだいぶ違います。オリジナルが子供が無理して怖そうな声を出している感じなのに対して、吹き替えではボイスチェンジャーで倍くらい高くしたようなキンキン声で、かわいさを強調した雰囲気になってます。そのせいでイライラするのもあると思うので、ちょっと失敗だったかもしれませんね。

投稿者 だいすけ : 2006年06月15日 02:14

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