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2006年06月29日

スペイン旅行記:第8日(6/10)・バルセロナ

旅の最終目的地、バルセロナに着いた一行。ここでは二泊して市内を見学する予定。
目当ては主にガウディ建築群。
今回はちょっと写真が多いです。

朝9時。例によってパンと水で朝食を済ませ、市内見学に出発。

ホテルのロビー。さすが豪華です。
見学の前に昨日寄ったサンツ駅へ行って、車を返却。総走行距離2387キロ。走ったなあ。

駅から地下鉄でサグラダ・ファミリア駅へ。いうまでもなく、サグラダ・ファミリア教会です。

程なく到着。超が付く有名な建物で、その特異な形は知ってはいましたが、実際見てみるとその迫力に圧倒されます。

入り口側の彫刻。抽象的というかかなりソリッドな作り。

中に入るとこんな感じ。例によってすごい高い柱が天井を支えてますが、その柱が樹木のように枝分かれして、有機的な雰囲気を放ってます。
内部はほとんどの部分が工事中の足場で占められてて、まだ教会としてはちゃんと使われてはいないみたいです。内部縦パノラマ画像

抜けて裏側。こちら側の彫刻は伝統的な写実的スタイル。ここから再び入り直して、内部の塔を昇ります(あのとんがりコーンみたいなやつ)。エレベーターもあるのですが、混んでるし有料だし、せっかくだから階段で昇るぜ!

螺旋階段内部。見づらいですが、壁側にしか手すりがなくて、中心側は普通に吹き抜けになってます。高所恐怖症でなくても怖い。

かなり昇ってきました。中央の鳩と(たぶん)月桂樹のモニュメントの脇付近。ハトも彫刻。

向こう側の塔が見えます。最終的にはあと10本追加されるそうな。
さすが観光名所だけあって、見応えのある建物でした。いまだに建築中のこの建物、完成にはまだしばらくかかりますが(30年説が濃厚?)、未完成でも是非見ておくべきものだと思います。

サグラダ・ファミリア見学を終えた一行は、再び地下鉄でカサ・ミラへ。
ちなみに地下鉄は普通の1回券の他に10回の回数券(1枚で10回使えて、面白いことに後ろの人に渡しながら複数人数で乗ってもOK)、1日券があって、この日は多用するため1日券を購入。5ユーロ(約750円)。

これが自動改札。右が入り口で左が出口。入り口は回転バー式。出口は柵を押して出るだけ(均一料金なので)。

キオスク。チョコバーとかお菓子ばっかり。


2駅乗ってカサ・ミラに到着。同じくガウディ建築。中にも入れますが(有料)、外からのみの見学。予定が押しているので!
さらに地下鉄に乗り込み、一路グエル公園へ。
公園は町を見下ろす丘の上にあって、駅を降りてからはかなりの急勾配。途中にはエスカレーターも設置されてました。

公園内、「3つの十字架の丘」より。バルセロナ市内が見渡せます。中央に小さく見えるのがサグラダ・ファミリア教会。

モザイクタイルが特徴の中央公園。花嫁と花婿が記念写真を撮ってました。ここで結婚式を挙げたのかな?

グエル公園といえばこれ、ヨダレを流すトカゲ像(適当)。ここは記念写真長蛇の列。
降りる駅を間違えたか、普通の観光コースとは逆を辿ったような感じですが、そんな感じでグエル公園見学は終了。

次はゴシック地区。昼食はここの「クアトラ・ガッツ」にて。

「4匹のネコ」という名前のこのレストランは、若き日のピカソ達が集ったサロンということで、なんとなくハイソな雰囲気です。お一人様21ユーロ(約3000円)ということでお値段もハイソですが、せっかくだから入店。
まずは前菜的なプレート。

エビのパスタ、モツァレラチーズとトマトのサラダ、パイの何かの3種類から選択ということだったので、一人1種類ずつ。
次はメイン。

鳥のロースト、ビフテキ、魚の何か。
そしてデザート。

ティラミス、カシスのソルベ、チョコレートケーキ。
まあ、半分は雰囲気代という気もしないではないですが、それはそれとして満喫。記念にもなったし、入って良かったかな。

店内はこんな感じ。

昼食後は付近のカテドラルへ……ということですが、私は思うところあって別行動。なので両親が撮った写真を載せておきます。

カテドラル外観。これは私も見ました。

内部。カテドラルの例に漏れず荘厳な礼拝堂ですね。

内部のろうそく。これが有名らしいです。モンセラットに安置されていた黒いマリア像をまつっているのだとか。

……で、そのころ私は何をしていたかというと。

MANGAショップ、つまりコミック屋に来ていたのでした。ご当地のなんか面白い漫画とかあったら見てみたいじゃないですか。
しかし写真を見てわかるとおり、昼休み中にて入れませんでした。スペインは2時くらいから4時くらいまで昼休みの習慣があるので、この間は飲食店くらいしか開いてません。誤算。

時間つぶしのためにカフェーに挑戦。雰囲気はありますが、一人で入るには勇気が要りました。

コーヒーとドーナッツ。ホントは定番のチュロスとホットチョコを頼みたかったんですが、品切れだそうで。残念。
その後漫画屋にリベンジ。色々見てきました。その辺のいきさつ&アニメ事情は以前のレポートにて。


体調がよろしくない父親が離脱し、母親とサン・ジュセップ市場へ。

観光客だけでなく、地元の人々でもにぎわってます。



内部には、野菜やナッツ、お菓子や肉、魚など様々なものが色とりどりに並べられていて、見ているだけでも楽しいところです。中には皮を剥いだヒツジの頭(目玉付き)なんてグロいものも(さすがに写真はないです(笑))。

市場のあとは再び市内へ。

これはカサ・バトリョ。見ての通り、ガウディ建築です。海がテーマですが、テラスの形状から「骨の家」なんて呼ばれてたりも。

ここで一旦ホテルに戻り、体調が戻った父と母はショッピングへ、私はまた別行動でグエル別邸へ。

別邸といっても見られるのは門のみ。黄金の林檎を守るドラゴンのレリーフが(ちょっと悪趣味ながら)見どころです。この建物もガウディが改築を手がけたとのことですが、このドラゴンがガウディの手によるものなのかは不明。

再び合流して夕食。ホテルの近くのレストランにて。

まずは地下鉄のいかにも安っぽい広告で気になっていた(ロゴがアレに似てるし……)チョコレートドリンク「Cacaolat」を注文。うん、見た目通りの味です(笑)。

料理自体はピザレストランなので普通に。ジェノベーゼスパゲッティとサラダ、ピザをオーダー。ピザは付属のプッシュナイフみたいので切ります。原始人気分?


腹もくちくなり、あちこち歩き回ったせいもあって(グエル公園は駅から遠くて大変だった)、その日はぐっすり就寝。
翌日はスペイン最終日。午後にはこの国を離れ一路日本へ。
9日目へ

投稿者 だいすけ : 2006年06月29日 23:48 日記 /旅行記

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