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2005年10月23日

ジェニーはティーン☆ロボット 第19話Aパート感想(ネタバレ)

第19話A「パジャマパーティの巻」
(話数はとちがみさん情報による)

クラスト従姉妹からパジャマパーティに招待されたジェニーは、彼女たちの「いたずら」に荷担する。

タイトルの「PRANKAPALOOZA」は「悪戯」の「PLANK」と「APALOOZA」の合成語か。APALOOZAは「衝突」とかそういう意味だったかな? 「はじめの一歩」で言ってたような(笑)。
(06/06/13追記:ushiさんによると、“apaloozaは、はめをはずしたパーティの意味で、「なんとかapalooza」でその内容を表す、という使われ方をします。/そんなわけで、prankapaloozaは「悪戯パーティ(それもわりと過激な)」という意味”だそうです。情報ありがとうございました!


学校でパジャマパーティの告知を行うクラスト従姉妹。彼女から招待されるのは、トレモートンのティーンにとってのステータス。

「去年のイタズラ、すごかったわ!」と期待をかけられた二人は一計を案じる。

まあ当然ターゲットはこの人。さすがに警戒しまくりですが……。

「特別ゲスト」と聞いて難なく籠絡。これはジェニーの妄想。

チョロい、チョロすぎるよジェニーさん。

邪悪に笑ういじめっ子チーム。左の娘はピザパーティにもいたな。


一方ウェイクマン邸には来訪者。

スカイパトロール!

どうやらXJ9について抗議に来た模様。まあ確かにトラブルの種ではありますな。

丁重にお引き取り頂くウェイクマン女史。
「XJ9は危険なんかじゃありません!」


入れ違いに浮ついたジェニー帰宅。最近こんなんばっかりですな。親としても頭が痛そう。
ちなみに後ろの亀裂はジェニーが勢いよく開けたドアに博士が叩き付けられた痕。丈夫だ(笑)。
スカイパトロールに目を付けられているので、ほとぼりが冷めるまでは外出禁止を言い渡す博士。

まあおとなしく聞くジェニーじゃありませんね。こっそり抜け出します。

メインゲスト登場。ブリットは室内で下駄履き、ティフは猫スリッパ。

ジェニー秘蔵のお化粧セット。ちょっと人には向かなそう。


仲間入りの前にと、パジャマでお出かけ。なんか変な光景。日本でもそんなことしないと思うけど……。

車をひっくり返すように頼むブリット。

出来ない、というジェニーさん、笑われて赤面、もとい青面。

やってみると意外と楽しいらしい。


そのころウェイクマン邸にはスカイパトロールが深夜の来訪。カールさせてないのにカーラー巻いてるベタな博士。

XJ9がベッドで充電していないという警告。こんなに厳重に監視されてたのね。
この話通して全体的にそうですが、ロボットと人間の断絶を象徴するシーン。

とりあえずごまかして帰し、ベッドを見てみると……変わり身の術!
トースターのスイッチ入れて布かぶせると危ないですよ。


湖にやってきた一行。「この水全部飲んじゃってよ」

飲みました。
このタンクのギミックとかは(無茶だけど)なかなか良かった。

水を町中に撒いたあとは動物園に。

遊園地でも似たようなコトしてましたね。

さらに飛行場へ。
さすがにそれは、と渋るジェニーに、ブリットは「これをしてくれたら一生の友達」と説得。

また想像。これはこれで哀しいビジョン。

シートベルト締めてるかな、と確認しに行くジェニーの耳に(無いけど)、全部責任をジェニーに押しつける計画が聞こえてくる。

分かってはいたけど……。


心を入れ替え、事態の収拾に奔走するジェニー。

時を同じくして、ようやく気づいたスカイパトロールが現場に向かう。急げ!

心配して探しに来た博士と合流し、捕獲した動物をカタパルトで射出!

間一髪、スカイパトロールが来たときには無事(?)動物は檻の中。

お次は水の回収。

さらに車も元通り。


湖も通りも空振りに終わったパトロールの面々は、ウェイクマン邸に突入。

ちゃんと家にいました。多分ギリギリだったんだろうなあ。
納得がいかない顔で撤収するスカイパトロール。

共犯者。博士もだいぶお母さんしてきました。でも2週間外出禁止。優しさと厳しさは別なのです。

一方パジャマパーティ組は……

爆撃予定の市庁舎に放置。まあ当然の報いですな。
チャンチャン。
------
今回はロボものの定番、「人間とロボットの断絶」を描いてます。ちょっと前回とかぶってますが。
ただ、前回が「理解されない」レベルで収まっているのに対して、今回は「力を恐れられている」「人間扱いされない」と言った、もっと踏み込んだ暗い面や、「一人だけ年をとらない」と言った切ない部分を描いているのが特徴でしょうか。
理解者といえば、ブラッドとタック、ウェイクマン博士くらい。(シェルドンとも言いたいけど、前に「ロボットには感情がない」とか言っちゃってるからなあ)

パジャマパーティがどんなものかはよく知らないけど(オトコノコだし)、こういう風なイタズラって(規模の差こそアレ)定番なんですかね?

投稿者 だいすけ : 2005年10月23日 02:52 洋アニメ・漫画 /MLaaTR

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コメント

全体的に軽いノリだったのであまり深刻なイメージはありませんでしたが、警察機構からは敵視されるわ、クラスメイトからはいいように利用されるわで散々でした。ただ、パジャマパーティーの参加者全員がジェニーを煽ったというわけではないみたいなので、そこら辺がちょっと救いかも。それとも無関心なだけ?

パジャマパーティーネタはカートゥーンで見た知識しかありませんが、似たシチュエーションとしては修学旅行の夜みたいな感じなんでしょうか。とりあえずお化粧は定番なんですね。

投稿者 odaleex : 2005年10月24日 08:07

やはり武器満載のロボットは警戒されちゃうんでしょうね。フランケンシュタインコンプレックスというか。
ブリットとティフはティーンのリーダーみたいなので、なかなか逆らえないんでしょうね。参加しないのはせめてもの良心というか。

パジャマパーティは確かにそんな感じなんでしょうね。枕投げみたいな感じでもやってましたし。
しかし向こうはパーティ多くて楽しそうだなあ。

「パーティ行かなあかんねん」

投稿者 だいすけ : 2005年10月25日 02:25

prankは悪ふざけ。機械の調子が狂ってしまう時にも、人間に対するからかいのイメージとして使われる場合もあるようです。このタイトルでは明らかにそのイメージも含まれると思います。
apaloozaは、はめをはずしたパーティの意味で、「なんとかapalooza」でその内容を表す、という使われ方をします。
そんなわけで、prankapaloozaは「悪戯パーティ(それもわりと過激な)」という意味で、お話そのままですね。
jennyに悪戯をさせるのは、パジャマ・パーティだからではなく、晴れてkrust cousinsの一派に仲間入りしたんだから、これくらいのことはしてくれなくちゃ、これくらいはやれるでしょう、という一種の入会の儀式だと思います。アメリカ人はこういう仲間入りのための証の行為を要求するのが好きみたいで、ドラマにはよく出てくるエピソードです。もっとも車ひっくり返したりは普通しませんけれど。あたりまえか。しかし、とことんjennyをいたぶってやろうというkrust cousinsの意地の悪さは徹底してますよね。

投稿者 ushi : 2006年06月11日 17:50

毎度解説ありがとうございます。
入会の儀式というと、映画とかで万引きさせたりするアレですね。度胸試し的なものならアレですけど、そういう度を超したのになっちゃうと、どう落とすかが気になっちゃいますね。まあカートゥーンならその辺は気楽……でもないか。コミカルに終わってますが、やっぱりちょっと哀しいエピソードですよね。

投稿者 だいすけ : 2006年06月13日 19:40

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