Idle Lab. Blog Sec.

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学校の授業中。「これじゃ４次関数が解けないよ」と旧型計算機に不満のブラッド。

「アップグレードすればいいのよ」自前のタイガー計算機で４次関数も楽々。
もちっと根本的なところで何かが違うような気もしますが（笑）。

「アップグレード？ そんなコトしなくても、新しいの買えばいいじゃん」

ロボ子さんを前にデリカシーのないブラッド。

そんなとき、街が停電に。

ウェイクマン博士からの緊急連絡。
「東部一帯に謎の雲がかかってるわ！」
トレモートンは東部の街なんですね。
「ちなみに西部は週末までいいお天気が続くでしょう♪ オホホ……」
お茶目なノラさん。

ギガワット。煌々と明るい街で「お食事」中。

我らがジェニーさん登場！
「プラズマイオンビームを喰らいなさい！」
「イオンビームは大好物だ」
逆に巨大化するギガワット。

反撃のエネルギー吸収攻撃を喰らうXJ9。

哀れシャットダウン。完敗です。

「XJ9? 聞こえる？」

博士の手により救出されたジェニー。
金属のボディはエネルギーヴァンパイアには相性が悪いと諭されます。
「やれることには限界があるの」
その言葉に電卓の運命がよぎるジェニー。

私を捨てる気！？

まだやれると自力でアップグレードを試みます。勢いに負けて博士も協力。

ぴっちりラバースーツに身を包み、リベンジに挑むXJ9。しかし……

ネオンサインを磁化させる頭脳派ギガワット。

リベンジならず。

「これじゃダメだわ！」ジェニーさん生着替え。ラバーコーティングはがしてるだけですが、こういう演出は「女の子」らしくていいですね。まあ、１４話で骨格晒しちゃってますが（笑）。

アップグレードで不足した電力を補う博士。「もう材料がないわ」

「これを使いましょう！」衛星テレビ用のプラスチック製アンテナ。ノラさんガックリ。

そして完成、ライトプレーン形態。なんか破裏拳ポリマーみたい。

しかしあえなく捕まって……

ぱかり。さっき書いた骨格がまたあらわに。

そしてくっつく。回収を待つ間１回休み。

またまた電力を補うノラさん。「もうこの家しか残ってないわ」

「ならそれを使いましょう」ジェニーの暴走はとどまることを知りません。

キャンパーの炎をも奪うギガワット。

そこに現れる巨大な影。

とうとうこんな体になって戦うことに。シリアスなドラマだったら相当悲壮なシーンです。

木製ミサイルやソードで完全武装。


あッ。

まあこうなりますわな。

大ピンチ！


ブレインコアを強制イジェクト。

ついに脳だけになってしまったジェニー。

脳だけなのにかわいいな！

「また勝てなかった～！」号泣。

そこにやってきたのはブラッド。
「不要になったロボットはゴミだわ。古い計算機みたいに……」嘆くジェニーに……

「これ？ こんなのもう使わないよ。もっと自分の頭を使わないと」

「これからはこいつ！ そろばんさ！」

そう、どんなにボディのアップグレードを繰り返しても、肝心の使う側が進歩しない限りはダメなのです！
……それはそれとして、ブラッドのそろばん発言は、何気なくジェニーの存在を否定しているような……まあいいか。

ギガワットの前に５たび現れたラバースーツジェニー。
「敗北から何も学ばないとは」

当然磁力攻撃……しかし何故か効かない！

動揺するギガワットにライトプレーン形態も！

さらに木製巨大形態！
「過去の亡霊が襲いに来た！」

「亡霊なんかじゃないわ！」放水攻撃！

みるみる縮むレッドホットチリペッパーギガワット。

「どんな力を使って一度に３つの体を動かしたんだ？」
「“想像力”を使ったの」



「大切なのはアップグレードの回数やボルトの数じゃない！」
格好良くキメたと思ったら……


ポロリもあるよ。

「……でも、ボルトを締めておくのは大切な事ね！」
チャンチャン。
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今回も脳みそ丸出しで戦うジェニーさん。ヒロインとは思えない扱いですが、これがなかなかいい話でした。
大事なのはハードではなく、それを扱うソフトである、というのは非常にうなずける話ですが、冷静に考えると終盤の戦いに勝てたのは、単に勢いという気もします（笑）。
まあ、そこまでシビアな物語ではないので良しとしますが。

しかし今回の影の主役はウェイクマン博士。要所要所に登場しておいしい役どころを貰ってます。冒頭の天気予報しかり、発電ネタしかり。最後にはラバースーツ姿まで披露しちゃいます。その道のマニアにはたまらない？

という訳で、Ａパート共々の「脳みそ」話は、大あたりの回でした。
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