Idle Lab. Blog Sec.

ストーリーとしては、ウェイドがさらわれて助けに行くというもの。ちなみにロンはノルウェーに旅行中で不在ということで、キムが孤立している状況。そこでプレイヤーが「KPFan1」となってキムニケーターを通して彼女をバックアップし、ウェイドを助け出そうという感じ。
……とはいえ、結局は直接キムを操るので、あんまりキムニケーター越しという気はしませんが……。

ポリゴンで作られているせいか、モーションはなめらか。ただ、その弊害か、キャラの動きに慣性がついてて、通常移動時でも逆方向操作をすると滑ってから逆に走り出すため、細かい操作が必要とされる状況ではイライラすることも多いです。
また、DSのポリゴンゲーの限界として、グラフィックはかなり荒いです。キャラは画面から結構離れていて、あまり近づいてきませんが、それでもアラが見えるくらい。せっかくたくさん着替えがあるのに、あまり堪能できないのが残念。まあ、あまり魅力ある服がないので、HiHi PUFFYみたいにモチベーションにはならない（PUFFYもきついけど）んですが。
ちなみに服は、通常の戦闘服、私服、チアリーダー服、スカートのフォーマル、囮捜査時の戦闘員服、センチュリオンプロジェクトのアーマー、GBA版３を差すと追加されるドラマチックナイトのスーツ、２を差すと追加されるスニーキングスーツ（黒い全身タイツ）、１を差すと追加されるブエノ・ナチョの制服の９種類。連動機能の３つ以外は、ステージを進めるか、ステージ中に隠されたアイテムを取ると追加されます。

ステージは全部で４つ。ステージは３～５のエリアに別れていて、基本的に一定の場所に到達するとクリア。ステージ２～４の最終エリアはボス戦が待ってます。
全ステージ通してみると、ちょっと短いかな。ステージ１はチュートリアルなので、実質３ステージで、ステージ２が３エリア、３が４エリア、５が５エリアなので、結構すぐ終わっちゃいます。

ステージ構成は飛んだり捕まったりぶら下がったりのアスレチック的な走破がメインになっていて、戦闘はスパイス的な印象。これは戦闘が大味でつまらないこのゲーム（というか洋キャラゲー全般）においては正解かと。動きがもっさりしてるので、丁々発止のやりとりというのは無理。
恒例のガジェットは今回は影が薄くて、あまり使う機会がない。ドライヤー型のワイヤーフック、くし型のロックピック（ハックツール）、ルーファス、暗視ゴーグル、ファストエイドツールがメインで、サブ的に使い捨ての投擲武器（閃光弾、トリモチ爆弾、EMP爆弾）が３種類。ロックピックとルーファス、暗視ゴーグルは使えるところが限られてるし、ワイヤーフックは今回使いどころが見つからず。ないと進めないの１カ所だけじゃないかなあ。投擲武器は使えなくもないけど、あんまり敵がいないので。使ったのはファストエイドツールくらいか。

ゲームの内容としてはこんな感じ。点数を付けるなら、アスレチック要素５点、戦闘要素２点、ボス戦４点というところかな（１０点満点）。

細かい不満点としては、ステージ間デモのシーゴーの顔が不細工なのと、シーゴーが登場するのに対決するシーンがないこと、GBA版連動要素を埋めないと、ロード画面で表示される達成度が１００％にならないこと。
シーゴーの顔はこんな感じ。

対決がないのは、不出来な戦闘システムのこのゲームだったら仕方ないかなと言う気もしますが……。
GBA版持ってないひとは「フルコスチュームアンロック」のチートでどうぞ。
コスチュームアンロック：L,Rボタン押しながら、BAXYAB