2006年05月31日

トム・ヤム・クン! レビュー

主演は「マッハ!!!!!!!!」につづいてトニー・ジャー。誘拐された象を取り戻すためにオーストラリアに乗り込みます。
感想はといえば、ちょっと殺陣がしつこい(延々と出てくる雑魚をひたすら(残虐に)やっつけるシーンが続いたり)と思いましたが、面白かったですよ。
ホントこれでもかと敵が出てきて、それをちぎっては投げちぎっては折りするトニー・ジャーが堪能出来ます。個人的にはスポーンと飛んでくる膝蹴りが良かったなあ。
ただ、「マッハ~」とあんまり代わり映えしないので、今度やるときはもうちょっと目先を変えた方がいいように思いました。
しかしアクションまたアクションの連続で、トニー・ジャーの無敵っぷりは異常。彼は一体何機残機があるんだ(笑)。

だいすけ評価は6/10

投稿者 だいすけ : 15:37 | コメント (0) | トラックバック 映画・ビデオレビュー

フォーガットン レビュー

子供の事故死を引きずる女性が主人公で、ある日「そんな子供はいない」と言われて真実を求めて奔走するというお話。映画公開時の予告を観ておもしろそうだと思ってたのでビデオを借りたんですが、これが見事にネタ映画でした(笑)。
こういう導入だったら、普通サスペンスとか、記憶もののヒューマンドラマとか思うじゃないですか。私もそう思ってみてたら、30分ほどで怪しい感じになり始め、1時間過ぎたあたりではすでにジャンルが変わってました。見終わって呆然として、他の人の感想とか見たらやっぱり同じでした。
あ、感想探すとほぼ100パーセントネタバレが書いてあるので、この呆然感を味わいたい人は読まずに見ると吉。

だいすけ評価は3/10。ネタ度なら8点。

投稿者 だいすけ : 15:36 | コメント (0) | トラックバック 映画・ビデオレビュー

コーヒー&シガレッツ レビュー

うーん、よく分かりませんでした(笑)!
モノクロの画像で、様々な喫茶店を舞台に人間模様を描くオムニバス映画なんですが、各ストーリーにオチがある訳でもなく、ブツッと終わってしまうし、話ごとに繋がりがある訳でもないので(ほんの若干あったりするけど)、どう見ていいか悩んでいるうちに終了。何つうか、「レザボア・ドッグズ」の冒頭が延々と続く感じ?
まあ、ブシェミとかビル・マーレイが出てたので良しとするか。雰囲気は良かったしね。
あ、あと見終わったらコーヒーが飲みたくなりました。タバコ吸う人ならタバコも吸いたくなるかな?

だいすけ評価は4/10

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2006年04月03日

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 レビュー

まあ児童文学が原作と言うだけあってストーリーはベタというかご都合なのは目をつぶるべきですかね。

設定上人間がほとんど出て来ないので、そういうところの絵面とかのセンスオブワンダーさを楽しんだりするのがいいのかな。いろんな亜人や喋る動物が出てきて楽しいですよ。ケンタウロスとかフォーン(パン?)とか。動物だとライオンを筆頭にオオカミ、ビーバー、狐やヒョウ、サイとか他にも色々出てきてました。オオカミの声は吹き替えだとすごい渋い声だったなあ。元の音声だとどうなんだろう。気になる。

そういうところは良かったのだけど、主人公4人のキャラがイマイチ弱かったのが気になるかな。ナルニア世界では救世主扱いだけど、あんまり存在感もないし、何かに秀でてる訳でもないので。あ、前半の次男だけは別か(笑)。
逆に女王はかなりキャラたってますね。氷のように冷たく威圧的なところとか。戦いのスキルもすごい。二刀流を使いこなしての殺陣は見どころです。

あと、ちょっと屋内セットがチープに感じました。特に女王の城とか。そういうところをハリー・ポッターとかロード・オブ・リングと比べちゃうときついかな。

……とまあ、そんな感じ。原作は未読なので、読んでみたら色々評価も変わるかもしれないですけど。

だいすけ評価は6/10

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2006年03月14日

バタフライ・エフェクト レビュー

SF……と言うのかな。これは。
過去を変える力に気づいた主人公が、トラウマや不幸な出来事を修正するために、過去に飛んで修正しようとする話。
タイトルの通り、何かを変えることによってそれが別の出来事に波及していって、思いも寄らない結果に結びつくのがキモ。

全体的にトーンは重苦しい。そもそも変えようとしている過去がかなりのトラウマものばかりだし、そもそも過去に飛ぶフックが自分の記憶の空白部分(そこに何か重要なことが起きているらしい)。さらに、改変した未来はたいてい皮肉な結末になってしまうので、観ていて心があまり安らがない感じ。
それでも観てしまうのは、巧みな脚本と、続きを気にさせる演出のおかげですね。

いくつか気になった、と言うか気に入らなかった点はあるものの、サスペンスとしても、SFとしてもなかなかおもしろかったと思います。
DVDに付いていたアナザーエンディングは明らかに蛇足ですけど(笑)。

***以下ややネタバレ***

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投稿者 だいすけ : 22:44 | コメント (0) | トラックバック 映画・ビデオレビュー

2006年03月11日

オーシャンズ12 レビュー

なんかこれ、ひどく評判悪いですね。多方面のレビューで。

で、観てみましたが、そこまで悪く言うほどではないかなと。かといって傑作かというとそういう訳ではないですが。普通。

ストーリーは前作「オーシャンズ11」に引き続き泥棒もの。前作で盗んだカジノのオーナーに脅されて、利子を付けて返済することになったオーシャン達。その彼らの前にナイト・フォックスと呼ばれる怪盗が現れる。

個人的にチームもの、伏線多用、どんでん返しが好きなので、その点はプラス。ただ、前に続いてキャラが立ちきってない(さすがに11人のキャラを立てるのは無理があるかと)、話がご都合なことはマイナス。
あ、オシャレな画面作りとか音楽もプラスかな。無駄に豪華な(笑)ゲストとか、ジュリア・ロバーツのメタネタもちょっと好きだ。

しかしナイト・フォックス一人相手に10人以上掛かりというのはどうなんだろう。ナイト・フォックス自体もすごい完璧超人ですけど。

だいすけ評価は6/10

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2006年03月10日

セブンソード レビュー

武侠映画ですよ。中国格闘アクション。 レンタルにて視聴。
ならず者集団に目を付けられた村に、天山から遣わされた七振りの剣と5人の助っ人。村の使い手(?)二人と合わせて七人の剣士が、ならず者集団に立ち向かう、と言うお話。

まあ、ストーリーはこの際いいです。原作が大河ドラマらしくて、相当端折ってるっぽいので、意味不明のエピソードとか、唐突な展開とかが頻出します。そもそも七人の助っ人のキャラがイマイチ立ってないので、誰が誰だかわからなかったし。

見どころはツイ・ハーク監督と言うことでアクションシーン。
人物よりよっぽど個性のある七つの剣を使ったアクションが見応え合って良かったです。個人的にはジョイントで繋がる日月剣とか、スライドする天瀑剣とかが格好良かった。
シーンとしては狭い通路で縦二次元的に戦うところがいい感じ。

ストーリーとアクションで差し引き若干プラスという印象ですが、二時間半は長かった。二時間でまとめて欲しかったなあ。

だいすけ評価は6/10点。武侠ポイントでプラス1済み。

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2006年03月09日

ドラえもん・のび太の恐竜2006 レビュー

観てきました。劇場版ドラえもん・のび太の恐竜2006。
うん、良かったですよ。というかかなりウルッときましたよ。

プロモーション用ビデオの通り、動画がすごく良かったです。動きが生き生きしてて。
代わりに絵は崩れ気味、というかわざと簡略化して崩してる感じか。これをドラえもんでやっていいのか、という気もしますが、そういうところや声、現代風の言い回しなどを含めて次世代ドラえもんなのかなとも思ったり。

ストーリーは現代編(ピー助を育てるシーン)に尺の半分を割いているだけあって、のび太とピー助の交流を丁寧に描き、観る側の感情移入度がかなり高くなってます。と言って白亜紀編が短いとは感じなかったのは、同時上映がないので、全体の尺が伸びてるせいかな?
流れはリメイク元のほぼ通りに進みますが、敵の基地付近からかなり手を入れてて、終わりあたりはかなりアレンジされてます。まあ、気になる点もいくつかあるのですが、これはこれでありかなと。そして定番のシーンではわかっていながらも感涙。周りは親子連れしかいないのに、おっさん一人目を潤ませてる図ですよ(笑)。

……という訳で、元の話が好きで、声の変更が気にならない人なら、見に行く価値は充分にありかと。
だいすけ評価は8/10

映画ドラえもん『のび太の恐竜2006』公式サイト
http://dora2006.com/top/top.html

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2005年09月25日

銀河ヒッチハイクガイド レビュー(ネタバレ)

ダグラス・アダムス原作 ガース・ジェニングス監督
公式サイト

1978年にラジオドラマとして書き起こされ、79年に小説として発表されたSFスラップスティックコメディの映画化。

バイパス建設のため、アーサーの家が取り壊されるのと時を同じくして、超空間バイパス建設のために、地球はヴォゴン人によって爆破された。
唯一、宇宙人である正体を隠していた親友のフォードに救われ、ヴォゴン人の宇宙船に密航したアーサーは、フォードが編集に参加した宇宙でもっとも売れている本「銀河ヒッチハイクガイド」を片手に、宇宙放浪の旅に出る。

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宇宙戦争 レビュー(ネタバレ)

スティーブン・スピルバーグ監督 トム・クルーズ主演
公式サイト

世界中で同時発生した磁気嵐は地上の機械を全て停止させ、同時に地中に埋まっていた三脚の大型マシンを起動させる。
どんな武器も受け付けず、人々を無差別に殺戮させていく「トライポッド」から逃れるため、レイは反抗期の息子と幼い娘を連れ、別れた妻のいるボストンへ向かう。


タイトルは過去に邦訳されたものを継承したのだろうけど、これには半分疑問。この話は宇宙で戦争する類のものではないし。
でもまあ、リメイクするなら簡単には変えられないとは思うから、このあたりは宣伝のしかたで何とかするべきだとは思うけど……個人的には、映画の宣伝方法に関してはまったく期待していないので(わざと誤解させるような宣伝を簡単にうつので)どうしようもない。

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投稿者 だいすけ : 00:14 | コメント (0) | トラックバック 映画・ビデオレビュー